浮気の現場を押さえることは、関係の修復や慰謝料請求の際に非常に重要です。
しかし、浮気の現場を押さえる際には、適切な方法で行わないと、逆に自分がトラブルに巻き込まれる可能性も考えられます。
この記事では、「浮気 現場を押さえる方法」を中心に、正しいアプローチと注意点を詳しく解説します。
関係の修復を目指す方、または確実な証拠を得たい方へのガイドとしてお役立てください。
浮気現場を正しく押さえる方法。まずは兆候をチェック
旦那、或いは妻が浮気をしているのか、本格的な調査を始める前にまずは浮気の兆候をチェックしましょう。
「もしや浮気をしているのでは？」と思っても、本人の考えすぎや思い違いの場合もあります。
まずはパートナーにいつもと違う様子、行動はないか客観的に見てみることで、思い違いや考えすぎの間違いが防げます。
逆に浮気の兆候と言われる一般的な項目にいくつか該当すれば浮気の可能性があり、本格的な調査やアクションが必要になってくるでしょう。
妻の浮気 兆候と対処法
妻の浮気の兆候は、以下のような日常の変化や行動の違いから察知することができます。
これらの兆候を感じた場合、冷静に対処することが大切です。
まず、直接問い詰めるのではなく、第三者の意見を求めることや、必要であれば探偵に依頼することも考えられます。
夫の浮気 兆候と対処法
夫の場合も、妻と同様に日常の変化から浮気の兆候を感じ取ることができます。
ただ、男性は浮気を隠すためのテクニックが異なることが多いため、注意が必要です。
例えば、仕事が忙しいと言って遅く帰宅することが増える、趣味嗜好などの変化が見られる場合、浮気の可能性が考えられます。
このような場合、やはり冷静に対処することが大切です。
直接問い詰める事は避け、信頼できる友人や家族に相談することや、探偵に相談することをおすすめします。
鉢合わせ時どうすればよい？
浮気の現場に偶然出くわした際、心の中は激しく動揺することでしょう。
しかし、そのような状況下でも、冷静な判断が求められます。
具体的な対応策として、まずは現場の様子をスマートフォンで撮影し、証拠として保持することが考えられます。
この際、周囲の状況をよく確認し、不法侵入や盗撮の罪に問われないよう十分な配慮が必要です。
その一方で、感情の高ぶりから暴力的な行動に出ることは、後のトラブルの原因となるため、絶対に控えるよう心がけましょう。
浮気現場での言い訳とその対応
浮気を疑われると、多くの人は言い訳をします。
しかし、その言い訳が事実と異なる場合が多いです。
例えば、「ただの友人だから」という言い訳や、「仕事の付き合いで」という言い訳などが考えられます。
このような言い訳に対しては、事実関係を確認することや、必要であれば探偵に依頼して真実を確かめることが大切です。
慰謝料請求の手続き
浮気の現場を押さえた後、慰謝料を請求することを考える方も多いです。
慰謝料請求の際には、浮気の証拠が必要となります。
具体的には、浮気の現場の写真やメッセージのやり取りなどが考えられます。
また、慰謝料の金額は、浮気の度合いや状況によって異なるため、専門家の意見を求めることがおすすめです。
浮気現場での確実な証拠の取り方
浮気の証拠を取る際には、法律を遵守することが大切です。
不法侵入や盗撮は犯罪となるため、絶対に避けるようにしましょう。
また、浮気の証拠として有効なものは、写真やメッセージのやり取り、目撃証言などが考えられます。
これらの証拠を確保する際には、探偵に依頼することで、確実に証拠を取る可能性が高まります。
GPSを使用した浮気追跡方法
近年、GPS技術の進化に伴い、浮気の現場を高精度で追跡する手法が注目されています。
具体的には、車載器やスマートフォンに専用のGPSデバイスを取り付けることで、相手の移動履歴や現在位置をリアルタイムで把握することが可能となります。
この手法の利点として、24時間365日の監視が可能であり、精度も従来の方法に比べて大幅に向上しています。
しかし、GPSを使用した追跡にはいくつかの注意点が必要です。
まず、GPSデバイスの取り付けや使用は、プライバシーの侵害となる可能性があるため、法律的な問題が生じるリスクがあります。
GPS使用時の注意
GPSを取り付ける目的が恋愛感情や好意の感情、またはそれらが満たされないことによる怨恨の感情に基づく場合は、ストーカー規制法（ストーカー行為等の規制等に関する法律）に違反する可能性があります。
令和3年8月26日から施行された改正ストーカー規制法では、相手に無断でGPS機器などを仕掛ける行為や、GPS機器などを用いて無断で相手の位置情報を取得する行為が規制対象となっています。ストーカー規制法に違反した場合は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
このため、実際にGPSを使用する前に、法律の専門家や弁護士のアドバイスを受けることが推奨されます。
さらに、高性能なGPSデバイスの導入には、数万円から数十万円の初期投資が必要となる場合があります。
そのため、予算やコストパフォーマンスを十分に検討することが求められます。
車にGPS機器を仕掛けて追跡すると違法か合法か？ 問われる罪とは？
浮気現場、自分で押さえるか？プロに任せる確実な方法か？
浮気現場を押さえるためには大まかに二つの方法があります。
一つは自分で浮気調査しその現場を押さえる方法、もう一つは浮気調査のプロに任せる方法です。
自分で浮気調査をする場合は前述の通り様々な注意点があり、一歩間違えば法律違反などの大きなリスクを伴います。
プロに任せる場合は料金はかかりますが、やはりプロだけにリスクを最小限に抑えた調査と報告をしてくれます。
浮気相手の家に乗り込む
浮気の現場を押さえる際に浮気相手の家に乗り込む行為は、不法に侵入になる為、絶対に避けるべきです。
不法侵入は犯罪となり、逮捕されるリスクがあります。
また、浮気の証拠を取るために不法侵入をした場合、その証拠が法的に無効となる可能性もあります。
このようなリスクを避けるためにも、証拠の取り方には十分な注意が必要です。
自分で浮気調査をする場合は、違法行為にならないように注意深く行動する必要があります。
しかし、自分で調査することは難しく、リスクも高いです。そのため、探偵に依頼して浮気調査を行うことも一つの方法です。
探偵は専門的な技術と経験を持っており、法律の範囲内で浮気調査を行います。
探偵に依頼すれば、確実に浮気の証拠を得ることができますし、法的に有効な調査報告書も提出してくれます。
盗聴盗撮の法律的な問題点
浮気調査のために盗聴や盗撮をすることは、法律的に問題がある場合があります。
盗聴や盗撮は、他人のプライバシーを侵害する行為とみなされる可能性が高く、不正アクセス禁止法、住居侵入罪、ストーカー規制法などの法律に違反する恐れがあります。
違反した場合は、懲役や罰金などの刑事罰だけでなく、損害賠償や名誉毀損などの民事訴訟も起こされる可能性があります。
盗聴や盗撮で得た音声や映像は、浮気の証拠として使えるかというと、答えはNOです。
盗聴や盗撮で得た証拠は、法的に有効とは認められません。
むしろ、自分が違法行為をしたことを証明するものになってしまいます。
浮気調査のために盗聴や盗撮をしないようにするためには、以下のような注意点があります。
自分で浮気調査をすることは難しく、リスクも高いです。
そのため、探偵に依頼して浮気調査を行うことも一つの方法です。
探偵調査の流れと費用
浮気調査を専門家である探偵に依頼する際、最初のステップは無料での相談セッションを設けることです。
この段階で、調査の具体的な内容、使用する技術や機材、そして調査の期間について詳細に話し合われます。
相談を経て、正式な契約が締結され、調査が開始されることとなります。
調査にかかる費用は、依頼内容や調査期間、使用する機材の種類などの要因により変動しますが、平均的には数十万円から数百万円の範囲であることが多いです。
探偵に調査を依頼する前に、費用や調査の詳細について十分に確認し、納得の上で進めることが重要です。
調査の結果、不倫が判明したら？関係は修復するの？
一概には言えませんが、可能性はゼロではありません。
浮気調査の目的や結果、夫婦の状況や気持ちなどによって、関係修復の難易度や方法は異なります。
一般的には、浮気調査の結果、配偶者の不倫が判明した場合、離婚するか否かの選択をする必要があります。
その際には、一時的な感情で離婚を選択しないことや、事実だけに目を向けず真実を見極めることが重要です。
また、離婚ではなく夫婦関係の修復を選んだ場合には、事実を過剰に受け止め過ぎないことや、未来に目を向けること、居心地がいい家庭作りを心がけることなどが必要です。
浮気調査の結果によって夫婦関係が修復できない場合もあります。
例えば、不倫相手との関係が深まっている場合や、不倫をきっかけに溜まっていた不満が大爆発してしまった場合などです。
そのような場合には、自分の人生を大切にして、後悔のない選択をすることをお勧めします。
浮気調査はプロに依頼することで、確実な証拠を得ることができます。
証拠があれば、配偶者に言い逃れさせることはできませんし、不倫相手との関係断絶につなげることもできます
証拠の能力の高い調査結果の特徴
浮気調査の結果は、報告書という形で探偵事務所から依頼者に渡されます。
報告書には、対象者の行動や浮気相手の情報などが文章や写真で記録されています。
浮気調査の報告書が証拠の能力の高いものであるためには、以下のような特徴が必要です。
出典:ライリー 浮気調査の報告書について|精度の高い報告書の見極め方とは？
- 時間が分単位で記載されていること
- 調査対象の行動について、空白の時間がないこと
- 調査対象が浮気相手と訪れた施設などの名称や住所が、正確に記載されていること
- 調査対象が、誰とどこで会ったのかを、相手の見た目や服装の詳細を含んで詳細に記載されていること
- 調査対象と浮気相手の行動について、誰が読んでも分かりやすく、客観的な文章で記載されていること
これらの特徴を持つ報告書は、離婚調停や慰謝料請求などの際に有効な証拠として使うことができます。
逆に、これらの特徴を欠く報告書は、証拠力が低く、相手方に反論される可能性が高くなります。
浮気調査を依頼する場合は、探偵事務所に報告書の記載内容やサンプルを確認しておくことが大切です。
また、探偵事務所によっては、弁護士監修の報告書を提供してくれるところもあります。
弁護士監修の報告書は、法的な観点から精度が高く、証拠力も強いと言えます。
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総括：浮気現場を押さえる！注意点を踏まえ証拠を残す確実な方法とは？
この記事をまとめます。
